張らずに行こう

借金もちのわたしとしては、今日夜放送された「スーパーフライデー　借金王！ドツボの法則」は見ないわけにはいきません。

いやぁ、すごい内容でした。

ヤミ金に追われて夜逃げをする家族、会社をリストラされて今は生活保護を受けている男性、借金を抱えたままホームレスになってしまった元社長・・・。

２時間スペシャルなのでまだ見ている途中なのですが、生活保護を受けている、という男性・・・ほんまにすごかったです。

何がすごいって・・話をちょっと中尾彬さんにさえぎられた途端、「やかましい！お前は黙っとれ！」と怒鳴るわけです。あの迫力ある（失礼）中尾さんにですよ。この番組、司会の和田アキ子さんはじめ芸能人の方が話を聞いた上で、弁護士や探偵、ＦＰの荻原さんとかが入札方式で救いの手を差し伸べる、という流れなんです（マネーの虎とかスター誕生（古い！）みたいです）。

くだんの男性、まるでサクラかと思ったくらい。でも他の方が顔にぼかしを入れてるのに堂々と顔出ししてるし、普通テレビ局に初めて行き、たくさんの芸能人やスタッフに囲まれてると緊張しそうなものなのに????　和田さんも言ってましたが、態度が悪いんです。

下積みで苦労してた瀬川瑛子さんなんか「どうしてそんな態度がとれるの・・」って感じで目を真っ赤にしていろいろ言ってたましたけど、最後まで聞く耳持つようではありませんでした。案の定、プロの先生方も誰も札を上げず。

一見立派そうな方でしたが、職を失くし、奥さんと子どもに逃げられて心にすごく厚い壁ができてしまったのかな？そう思うと複雑な思いです。

それに比べ、ホームレスになった元社長は、２人の先生が札を上げ、旅館での仕事を紹介し、また２０数年前に別れた息子さんを探し出して再会してました。

わたしのように、ギャンブルや浪費での借金人生を歩んだ人たちは出てきませんでしたが、お金のことがきっかけで人生が狂うんだな・・とめちゃくちゃ実感した重い番組でした。

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